住まい購入のノウハウ

米国のサブプライムローン問題に端を発した昨年からの金融危機で、全世界が不況に陥っている。今や正規社員に対する非正規社員の割合は3割強にも達し、長期的には経済成長率の伸び悩みと少子高齢化により、とりわけ若年層の生涯賃金の上昇は望めない状況となっている。厚生労働省が2009年5月に発表した国民生活基礎調査（右グラフ）によると、07年の1世帯当たりの平均所得は前年比1.9％減の556万2000円で、1988年からの過去19年間で最低だった。しかし、そんな状況下でも新築住宅の購入は十分可能だ。当特集では、住宅購入希望者の抱える悩みを解決する購入方法を提示する。

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